強度に優れた “鍛造製法” で仕立てる結婚指輪

皆さまは結婚指輪を選ぶに当たり、指輪の強度について考えたことはありますか?

 

これから、おじいちゃん、おばあちゃんになるまで身に着け続ける結婚指輪。強度についてご不安を持たれる方もいらっしゃるかと思います。

 

今回はそんな不安なお気持ちを払拭できる、強度の高い結婚指輪をご紹介させていただきます!

鍛造リングとは? 鋳造リングとの違いとともに解説

まずithの指輪には、“鍛造製法”(たんぞう)と“鋳造製法”(ちゅうぞう)の2種類のつくり方があります。

 

鋳造製法は、一般的に用いられている指輪のつくり方で、指輪の型に熱した金属を流し込む製法です。

 

柔らかな丸みや有機的なカーブを生み出すことができる製法のため、カーブ形状や繊細な曲線のデザインを表現に向いています。

 

結婚指輪アイビー

 

他のブランドやithの指輪も、多くが鋳造製法でつくられています。


鋳造製法の指輪も日常生活で使用する上で十分な強度を持ちますが、お仕事の都合などでより強度が高い指輪をお求めの方におすすめなのが鍛造製法の指輪です。

鍛造製法は金属を叩きながら成形する方法で、金属を熱し、ハンマーなどで圧力を加えて鍛え上げながら形作られます。金属を叩いて、金属の内部に含まれる空気やガスを外に出すことで、金属同士の繋がりが凝縮され強度が増します。

 

鍛造製法の指輪は鋳造製法に比べ、2倍程強度が増していると言われているので、強度が気になっている方はおすすめです。

 

続いては、ithでご用意している鍛造製法のデザインを2種類ご紹介させていただきますね。

ダカーポ

ダカーポ》は「始まりに戻る」という意味の音楽用語で、「結婚したときの初心を、いつも忘れないように」という想いが込められています。

指輪の形は “平甲丸(ひらこうまる)” という形状で、側面がしっかりと見え、甲丸形状(※)よりもすっきりとしたフォルムが特徴です。

また、角が立っていなく着け心地も滑らかなので、普段着け慣れていない方でもお手元への馴染みの良さを感じていただけます。

※甲丸(こうまる)形状:丸みを帯びた形状、一般的な丸い指輪の形を示します

 

デザインもシンプルで男性・女性問わず、強度を重要視されている方に選ばれることが多いです。

ペザンテ

ペザンテ》は、「重々しく」という意味のイタリア語で、音楽用語では「体重をかけて音を重くずっしりと響かせる」ことを意味します。

ithの指輪の中で厚みが最もあるデザインで、結婚指輪の存在感と重厚感が感じられます。

 

しかし、これだけの幅と厚みがあると、「着け心地が悪いのでは?」と思われるかもしれませんが、心地よく指を包み込む形に仕上げられています。

また、“内甲丸(※)”という形にすることで、着け心地が滑らかになるよう仕立てられています。

※内甲丸形状:内側側面の角を削り、指との設置面を少なくする形状を示します

 

表面にはith特有の “ネーヴェ” と呼ばれるテクスチャーが施されており、繊細に輝きとカジュアルな印象も魅力的です。

 

強度にもデザインにもこだわりたい方、職人の手仕事に関心がある方にご注目いただきたいデザインです。

ithの幅広い鍛造デザイン

今回は、鍛造製法と鋳造製法の違いと、鋳造リングについてご紹介いたしました。

 

強度の高い指輪を選ばれる場合も、手元に負荷がかかる作業中は、指の安全と指輪の歪み防止のため指輪を外すことをおすすめします。しかし、せっかく作る結婚指輪なので、いつでも身に着けていたいというお気持ちもありますよね。

危険のない範囲で力を使うお仕事だったり、なんとなく鍛造という言葉を耳にしたというきっかけで強度にこだわる方は、鍛造製法の指輪を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?


ithのオンライン相談では、シンプルなものから個性的なものまで、幅広いデザインのご用意があります。

 

 

指輪に関する専門知識を持つつくり手がお話を伺いながら、お二人が納得のいく結婚指輪選びのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談にいらしてくださいね。

 

村上

オンラインアトリエ

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