「手作り」「オーダーメイド」という
ワードが気になってお越しになったお二人。
まさに、お二人だけの
特別な組み合わせが誕生しました。
それぞれが大切にしたかったポイント
男性は、「とにかく主張がほしい。
結婚したぞ！と実感できる指輪にしたい！」
と素敵なご要望がありました。
エッジの存在感、
大きなお手元に負けない
太い幅や槌目のどっしり感がお好みに。
女性はシンプルさを大切にしました。
指がきれいに見えるデザインは気になるけど、
飽きずに永く使えることが何よりも大事。
結婚指輪らしさを感じられる丸みのある形、
華奢なお手元に合う
柔らかい印象がお好みでした。
それぞれの理由で選ばれた「クラシコ」
そんな、お好みが正反対だった
お二人が選ばれた指輪は
男性は幅感と揺らぎによる存在感を、
女性はぱっと見では分からない
シンプルさと個性を両立した点を
気に入ってくださいました。
《クラシコ》は、
ひとヤスリで揺らぎ具合が変わってしまうほど
職人の「手仕事感」が生きるデザインです。
まさに、「一点物」「手作り」の
ithだからこそ選べるデザインに、
「ithでつくる意味がある」と
女性は仰ってくださいましたね。
お揃いに個性を乗せて
元々マット加工のコレクションですが、
お二人は、それぞれお好みの
質感にアレンジしました。
男性は揺らぎとバランスを取る、
格子模様の「メーゼ加工」、
女性はよりナチュラルな印象にする
ランダムな模様の「ネーヴェ加工」を。
模様の入れ方は異なりますが、
同じ工具を使う加工のため
さらにお揃い感が加わりました。
ついにお二人のお手元へ
いざボックスを開けると、
「かわいい！」と
嬉しいお言葉をいただきました。
デザインはほとんど一緒なのに、
大きなサイズ差があって
そこもまた愛着の湧くポイントに。
ご納品の翌週に
宮古島への新婚旅行を控えていたお二人。
指輪とともに、楽しい思い出を
作っていただけておりましたら幸いです。
これからもたくさんの思い出が
この指輪に刻まれていきますように。
つくり手 矢嶋
