大切な結婚指輪や婚約指輪を選ぶ上で最初に思い浮かぶのは、デザイン性や指輪の名前に由来する思い出など、お二人の心に響くものが一つや二つあると思います。しかし、アトリエにご来訪されたお客さまが最終的にお悩みになるのは指輪のサイズです。
特に婚約指輪でプロポーズをご計画されている方の、1番の不安要素は指のサイズだと思います。
今回は指の形に沿った、指輪のサイズ計測について詳しくご紹介していきますね。プロポーズをご計画中の方は、指の形が分かるだけでもお相手さまのサイズに少しでも近づけることができると思いますよ!
指の種類には大きく分けて下記の4つあります。
①ストレート
節(第二関節)と根元が比較的太さが均一な形の手です。
こちらの指の場合、根本でサイズを計測します。太さが均一なので、ある程度、節で引っ掛かるサイズでないと、抜けてしまう可能性があります。そのため、ぴったり目をお選びいただくのがおすすめです。
指輪着用時の見た目:根本は少しムチッと見えます。
②Aライン
根元から先端に向かって細くなっている形です。
節よりも根本が太いので、こちらも根本でサイズを計測します。節で引っ掛かりがない分、抜けやすいので、根本でしっかりと止まるサイズを選びましょう。
また、個人差はありますが、浮腫やすいという特徴があります。平常時と浮腫時の差を、ご自身で観察していただき、担当のつくり手に相談していただくのがおすすめです。
指輪着用時の見た目:根本は少しムチッと見えます。
③節指
節の部分が根本よりも太い手の形です。
こちらの指の場合は、節でサイズを計測します。節が通り、ご自身でも外すことができるサイズを選びましょう。
また、根元と節の太さの差が大きい場合、指輪が周りやすく、上下に動きやすくなってしまいます。動くのが気になる方は、根本よりのサイズに合わせた、少し小さめのサイズを試してみるのがおすすめです。
指輪着用時の見た目:スッキリと見えます。
④節と根本の間が太い指
節と根元の間のお肉が一番太い部分で、付け根が細い形の手です。
手の平側から見るとプクッと膨らんでいるのが特徴です。指輪を着用すると、根本に余裕がありますが太い部分で引っかかるので、抜けづらい形となっています。
この指の場合は、着け外しの頻度によって、着け外しが少ない方は根本側で、着け外しが多い方は太い側で計測し、ご自身のライフスタイルに合わせたサイズにするのがおすすめです。
指輪着用時の見た目:ムチッと見えます。
サイズ計測時のポイント/浮腫チェックについて
サイズ計測をする際は、手を下に向けて振ってみたり、握ったり、開いたりしてみるのもサイズを測る上での判断基準になります。計測をする際はぜひ試してみてください。
ただ、どの指の形でも浮腫度合いには個人差があります。サイズ計測する前に、様々な時間帯や天候、飲食後の浮腫具合など、ご自身で日頃の浮腫チェックをお勧めします。
それらの情報も踏まえ、担当のつくり手がお二人のサイズについてご提案させていただきますね。
ithでは、お近くにアトリエがない方でも、オンライン相談&ストアのご試着をご希望でサイズゲージをお貸し出しすることも可能です。
サイズ直しのアフターサービスも承っておりますので、サイズについてご不安なことなどあれば、お近くのアトリエまたはオンラインストアまでお気軽にご相談くださいませ!
村上