2023.06.02 銀座

お二人だけの音を紡ぐ結婚指輪

ithには音楽にまつわる指輪がたくさんあることをお話しすると、

嬉しそうに「実は私たち音大で出会ったんです」

とお話ししてくださったお二人。

 

指輪の名前を聞くたびに楽しそうに

「どんな意味だったっけ!」と会話を弾ませながら試着をしてくださいました。

 

そんなお二人が自分たちらしい指輪にたどり着くまでのお話を

紹介させていただきますね。

シンプルの中にもこだわりを込めて

たくさんの指輪を試着して、

男性が選んでくださったのは《トレモロ

 

シンプルに見えて実は六角形の形をしている

シャープで繊細なこだわりのある形です。

 

 

 

音楽用語で「繰り返す」という意味があり、

”何年先もこの瞬間の気持ちを忘れない”という

想いも込めてお選びいただきましたね。

 

質感も艶のあるマットを入れることで

お手元により馴染みながら、

アクセントを感じられるようにしました。

今の好みとこれからの好み

女性は2つのデザインでとても悩まれました。

 

今の好みである”かっこいい印象の指輪”と

将来着けていたい”女性らしくお手元が綺麗に見える指輪”

とても対照的な2つのデザイン

 

決め手になったのはお持ちの婚約指輪でした。

四角いダイヤモンドのついた、かっこいい印象の婚約指輪です。

 

そこで「今の好みは婚約指輪で叶っているから、

結婚指輪は将来着けていたいデザインにしよう!」

とお手元をすっきりと見せてくれるカーブのかかった

フォルテ》を選んでくださいましたね。

 

 

ご入籍日と音をイメージして

 

女性は「華やかすぎるより控えめな輝きが好き」

とお話ししてくださり、ダイヤモンドの数を減らすことに。

 

そこでお二人のご入籍日が”3月21日”であること、

フォルテ》の持つ意味「強く」という広がりを感じられるように、

ダイヤモンドを3粒、大きさを少しずつ変えて留めることにしました。

 

 

質感も男性と同じ艶のあるマットに変えることで

お二人らしい音が聞こえてくるような、

想いのこもったデザインになりましたね。

お手元に指輪が輝く時

いよいよご納品日当日。

 

目の前の指輪のBOXが開いた時

指輪をじっと見つめてから、

お二人揃って「素敵!」とキラキラの笑顔を向けてくださいましたね。

 

 

ご納品から少しお日にちが経ちましたが、

お二人が楽器を持つそのお手元にも

そろそろ結婚指輪が馴染んできた頃でしょうか。

 

一緒に考えた結婚指輪

これからお二人らしい音を紡ぎながら、

何十年とそばにあり続けますように。

 

お二人の末永い幸せをアトリエより願っております。

 

 

 

つくり手 葛西

銀座アトリエ

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